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2017年5月28日 美山ロード 7周の部  総合5位  オーバー45 1位2位  アンダー44 1位    

参加者:今西、島田、渡部、山本   コーチ:吉田
距離:70キロ



レポートは前半今西選手 後半島田選手がレポートを書きました。

今西選手の美山にかける思いから
昨年、現役引退以来、約15年ぶりに出場した美山町でのレースは、とても悲惨なものであった。
私が慣れ親しんだ相性のいいコースとはかけ離れた印象を私に与えた。
「このままでは美山のコースを嫌いになってしまう」。
そんな私は、「今年こそ、あの美山のコースを気持ちよく走り、昔の大好きだった気持ちを取り戻そう」とエントリーを決め、
舞洲後も乗り込みを行った。
GWを終えると、今度は強度を高める、というところに重点を置き、美山を想定し、
九鬼が坂をイメージできる約2分の登坂(15%の激坂含む)を含んだ周回コースを設定。
それを7周回(約2時間)するという高強度の反復練習を行った。
本番前には、最初は上るだけで精いっぱいだった登坂も400w近くを軽く保持できるようになった。
そして5月28日、とうとう本番の日が訪れた。少し気合が入っていたせいか、軽く緊張(これは現役時代から治らない)で前日の眠りは浅かった。

レース
ペダルチームは、10km/周を7回走る70kmの最高カテゴリーのレースにエントリー。 
この部は、約160名が一斉にスタートするのだが、U18、U23、エリート、44歳以下、45歳以上、という年齢枠でそれぞれ表彰される。
シマノレーシング、那須ブラーセンやコンチネンタルチーム 全日本TTチャンピオンらトップ選手も参加している。

10時30分レーススタート。
1周目
今西選手好調 アウターでスイスイと登る。 
今西選手は2周目に入っても集団をフォローするだけならなんら苦労はない。 依然好調
九鬼が坂では、毎周シマノレーシングをはじめ、コンチネンタルチームがスピードを上げるため、800wで踏むことも。



よく現役時代に多用した「目をつぶっての踏み(真似したら駄目よ)」を1回使用してしまった。
だがその後の周回では、ペースは落ち着き、3回目、4回目の九鬼が坂もアウターのまま登りきることができた。


若手渡辺は途中足切りリタイヤ。  色々と忙しく、練習不足でした。  


ペダルチームは若手の渡辺を欠いたものの山本監督、ヤング島田と3人で集団前方の位置取りをしながらレースを進めることができている。
この時点で、集団は見た感じで、半分には減っていた。 60人くらいでこのコースは走りやすい。
60人でも後ろの方の選手は足がすり減っている。
コーナーの立ち上がりで変な位置にいると踏み込み時に足に来る。  足に来ない位置取りで走行する。

ただ疲労感は否めなく、2本用意したボトルの水も半分以上は消化している。
集団では徹底的なエスケープがないために、シマノレーシングらのコンチネンタルチームや、京都産業大学生などが元気にアタックを仕掛けていく。
私はそれを見るだけで脚に乳酸が溜まる気がしたので見ないようにしていた。(目は開けています)

5周目の九鬼が坂では、なぜか先頭から2番手に入ってしまい、そこから登り始める。
ペースが下がったため、初めてインナーに入れて登り始めた。
「なんやこれ楽やん、最初からインナーにしとけば、、、」と思ったのも束の間、両足のふくらはぎがピクピク。
「俺、現役の時、脚攣ったこと1,2回しかないのに、、、」と思いつつも、なんとか誤魔化しつつ集団で下りに入ることができた。
しかし、平坦区間に入ったものの一度攣った脚の具合は良くはならない。
途中、山本監督から “攣りに効く” 、というスペシャルドリンクをもらったが、後の祭りである。
ただ後2周なので、『次の九鬼が坂で脱落しても完走はできる』、と頭の中をよぎる。(集団に食らいつくのではなくて、完走のことを考えてしまった。)
しかし、これを思った時点で、次の坂で脱落するのは確実なのである。
なぜならロードレースはメンタルスポーツであるから。 

そして6度目の登りで、案の定、私は脱落し小集団でゴールを目指すことになる。
山本監督とヤング島田選手は、危なげなく集団に残り、あとは彼らに託すのみとなる。

ここから島田選手のレポート
レース序盤は脚の調子があまり良くなかったため、集団内で様子を伺っていたいた。
ラスト2周に入り、レースも終盤戦へ。  ここに来て調子が良くなって来て集中して上り区間を集団前方でクリアする。
ラスト1周、シマノとブラーゼンの2選手が逃げていたが、上り区間で吸収されると同時に、カウンターアタック。
数名が飛び出す展開に。 島田は若干出遅れたが、頂上付近で集団から抜け出し、下り区間で先頭グループに追いついた。
ゴールスプリントに備え、京産大の番手に付け最終コーナーを2番手でクリアし、よし勝った! と思ったが、
いざスプリントを開始したら脚は残っておらず、ズブズブと挿され5位でゴールした。


山本選手はお約束通り集団のビリゴール  最近はスプリント練習をしていたはずですが、下りで足を使ってこの結果
O45の”O”は、おっさん オヤジ 落ちこぼれの”O”でした。


レース序盤にはこのような好成績を予想していなかったが、諦めずに走れば結果が付いて来るという事を再認識した。
U44 1位 島田選手


O45 ワンツー 山本今西選手


応援いただいた皆さまありがとうございました!!


レポート 今西・島田
 
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